糖尿病を知る事からはじめよう

糖尿病を予防する際には、皆さんのライフスタイルにさまざまな鍵が隠されていると言われていることが多いようです。食習慣や毎日のライフスタイルがどのように糖尿病に影響しているのでしょうか。

糖尿病は成人男性がなりやすい病気であると思われている方が少なくないかもしれませんが、実はペットの猫や犬の糖尿病も報告されているようなのです。さらには60歳以上の男女のうち3人に1人の割合で、糖尿病がみつかるとされたデータもあるようなのです。

最近では病院や公共施設などで糖尿病に関するセミナーや講義が開催されているケースもあるようですので、ご自身の健康を管理するうえでも積極的にこのような場に参加してみることも良いかもしれません。

ここからはそんな糖尿病の予防及び改善に関する情報を掲載しているサイトを6選ご紹介していきます。

※当サイトの情報は令和3年9月時点のものとなっております。予めご了承ください。

糖尿病の予防及び改善に関する情報を掲載しているサイト6選

日本生活習慣病予防協会

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このページでは、糖尿病の予防の方法が二つ上げられています。

糖尿病の予防はまず「血糖値が高くなることを控えること」です。簡単に言えば食べ過ぎや飲み過ぎそして間食、夜食を控えるといったシンプルなことですが、実は血糖値を高くする一番の原因となっています。

次に「血糖値が高くなりにくい体質に改善し、それを維持すること」です。内臓型肥満の場合、血糖を細胞に取り込んでエネルギーにすることが難しくなります。これは「インスリン」という物質が働きにくくなるためです。

インスリンの働きをよくするためには肥満を防止し、体重を適正にコントロールすることです。

横浜弘明寺呼吸器内科クリニック

横浜弘明寺呼吸器内科クリニック ピックアップページ

このページでは、糖尿病を予防するため原因が紹介されています。

糖尿病の原因の一つに飲み過ぎがあげられます。アルコールはカロリーが高いだけでなく食欲を増進するため食べ過ぎを誘発し肥満の原因となってしまいます。またアルコールだけでなくジュースや清涼飲料水そしてエナジードリンクの飲み過ぎも血糖値が上昇する原因となります。

また運動不足も肥満の原因として挙げられます。エネルギーを消費しにくい体は体内にエネルギーが残ることとなり、血糖値が上昇しやすくなってしまします。

上野内科・糖尿病内科クリニック

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このページでは、糖尿病の原因になりうる食事について紹介されています。

日本人が含まれる東アジア人はインスリン分泌能が弱いと考えられています。

それは日本の昔ながらの魚類、野菜、米食を中心とする食事によって守られていました。しかし近年食の欧米化が進み、動物性脂質を多く摂取するように変化が起こりました。

毎日カロリーの多い食べ物を摂取し肥満になってしまうと、インスリンの分泌が多くなるため膵臓が疲弊してしまい、インスリンを分泌する力も低下することになってしまします。その結果糖尿病の発症となってしまいます。 脂肪の蓄積で体重が増加し肥満につながるだけでなく、脂肪摂取が多くなるほど、糖尿病が増加する相関関係が認められています。

DMTOWN

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このページでは、糖尿病を避けるため日々の食事にはポイントが存在し、それらが紹介されています。

調理法はゆでたもの蒸したものを積極取り入れ、揚げものは避けることが1つ。そして多くとるべきメインの食材は野菜や魚で、最も避けるべきは牛肉です。それによって味付けが単調になり飽きが来てしまった時には香辛料やハーブ類などでバリエーションを変える工夫をしてみましょう。

また外食をするときは和食や和風の定食を取る機会を多めにすることも一つの工夫として挙げられています。

京都大学 糖尿病・内分泌・栄養内科

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このページでは、改めて糖尿病とはどのような病気で危険性を持っているのかについて挙げられています。

インスリンの作用不足の原因としては、膵臓のインスリン分泌能力の低下と、インスリンの効きが悪くなる、インスリン抵抗性と呼ばれるものの2つがあります。インスリンの作用不足によって血糖中のブドウ糖濃度が適正な範囲を超えて上昇している状態が糖尿病です。

糖尿病の危険性は合併症にあります。長期間にわたって高血糖が続くと、細小血管症である網膜症や神経障害から、大血管症である脳卒中、心筋梗塞・狭心症、糖尿病性足病変など、 全身のあらゆる場所に支障をきたすこととなります。

e-ヘルスネット(厚生労働省)

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このページでは、糖尿病になった際の治療として「運動療法」が挙げられます。

運動療法の目標としてされる運動の頻度は毎日、少なくとも週に3~5回で、運動強度についてはややきつい程度の全身を使った有酸素運動が設定されています。

運動時間は各20~60分間行い、計150分以上が一般的に推奨されています。また、週に2~3回のレジスタンス運動を同時に行うことも推奨されています。

運動の種目としてはウォーキングやジョギング水泳などの有酸素で、全身の運動そしておもりや抵抗負荷に対して動作を行う腹筋などのレジスタンス運動の実施が推奨されています。特に有酸素運動とレジスタンス運動が同時に行うことのできる水中運動は膝への負担が少ないことから安全性も踏まえ推奨されています。